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カテゴリー「ゴジラ1954」の7件の記事

2006年8月19日 (土)

ワンフェス前日ですね。

以前からイワクラの原型で未塗装未組立てのレジンキットが欲しいという声は、
沢山お聞きしていたのですが、いろいろ事情もございましてキットは出せていませんでしたが、
私もガレージキットで育った世代で、自分で組み立てて色を塗るという楽しみを味わいたい人の気持ちもよくわかりますので、
この度こういう機会を与えてくださった奥田さんに感謝です。

今回はあくまで私個人の活動ですので、社内生産ではなく外注の抜き屋さんに製造を依頼しておりまして、
キットにしてみれば高額ですが、とても綺麗な抜きになっております。

ジオラマセット(F86一機、カノン砲二門、ジオラマベース付)6500円 ↓
単品のみ 4800円

それぞれ50個づつ持っていきます。
キットですので充分な数だとは思いますが、今回は奥田さんのご提案もありまして、
当日会場ではお一人様1個づつ(単品とジオラマセット二個同時にお買い上げは可能です)とさせていただきます。
午後になったら制限を外して販売をしますので、午前中は販売制限にご協力ください。
また当日は私が直接販売いたしますので、お気軽にお声がけください。

※今回は日頃から交流さえていただいている奥田さんとのご厚意により、造型師としての私が個人的に販売させていただくものであり、
(株)イワクラとは一切関係がございませんので、この商品に関する一切のお問い合わせはご遠慮ください。

販売会場 ワンダーフェスティバル2006〔夏〕↓
http://www.kaiyodo.co.jp/wf/

アトリエG1ブース 卓番 A27-3


TM&(C)1954 TOHO CO.,LTD.
※画像の無断転載・複製・改変を禁じます。
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2006年8月16日 (水)

お知らせ

Teito002ゴジラ1954帝都を去るver.2の画像をイワクラ公式サイトの造型室ブログにUPしました。
実は前回こちらに画像をUPした直後に、今回この商品を販売してくださる協力店Selection様から連絡があり、
この橋は映画公開当時はグレーでは無く、モスグリーンだったとの事実を知らせてくださりました。
このミョーなこだわりこそイワクラマインド!!(^^;)
そんな事を聞かされちゃイワクラ造型室としては塗りなおさざるおえません。
ということで橋の色も変わりましたので、新画像掲載しました。
もっと見たい人、この商品はどうやったら購入できるの?
その他、詳しい事が知りたいひとは是非、イワクラ公式サイトの造型室ブログをご覧下さい。

TM&(C)1954 TOHO CO.,LTD.
※画像の無断転載・複製・改変を禁じます。

2006年8月10日 (木)

ゴジラ1954(アトリエG-1デミシリーズレジンキット)

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2006年8月 8日 (火)

ゴジラ1954帝都を去るver.2

永らくお待たせしました。

Sg20041_1 ゴジラオーナメント特撮大百科DELUXEキャンペーン商品
 ゴジラオーナメント特撮大百科COMPLETE
 イワクラ協力店Selection限定
 「ゴジラ1954帝都を去るver.2」です。←タイトル長いって(笑)

今回こちらで紹介するのはこの画像一枚ですが、後日イワクラの公式サイトの造型室ブログのほうで、きちんと紹介させていただきたいと思います。
まずは予告という事で…

TM&(C)1954 TOHO CO.,LTD.

2005年12月23日 (金)

頚椎靭帯損傷

syogoji10  人間というのはいつ何時、不幸に襲われるかわかりませんね(^^;)

もともと鼻炎気味の私ですが、「ゴジラ1954帝都を去る」の塗装見本を製作中、ちょっと時間が押してたので、いつもの防塵マスクを装着せずにエアブラシ塗装をはじめたのです。
さすがにラッカーの拭きつけをマスク無しでやると鼻がムズムズします。

う~っ我慢ならん…ハクショ~ン(くしゃみ)×5回!!

その瞬間、首の後ろになにやら熱い痛みが走りました。

syoogjiryousan1その痛みは時間がたつにつれてどんどん酷くなり、1時間後には首が右に捻じ曲がったまま動きません。
首をまっすぐに起こそうとすると激痛が!!
上下や左右に首を動かすこともできません。
歩こうと重心移動させるだけでも、コーヒーコップを持とうとするだけでも首に激痛が走ります。
お辞儀もできないので足元に落とした筆やヘラを拾うことができません。
痛みのせいで動きがぎこちなくなり、まるでロボコップのようです。

syogoji2さすがにこれはただ事では無いと思い病院へ…
レントゲンなどの検査の結果、幸い骨には異常なかったものの、医者からとんでもない発言が
頚椎の靭帯を痛めていると思われますので、肩の凝るような細かい仕事をしたり、車を運転しなければ数週間でよくなります。

イワクラは車でないと通勤できないような山の上、しかもフィギュア原型師から細かい仕事を取り上げたら何が残るんじゃい!!

ということで医者のいう事には耳をかさず首にコルセット巻いて、雪のつもった山道をドライブしながら、イワクラ造型室で仕事することにしました。
医者でもらった薬のおかげで痛みはかなりマシになりましたし、首もまっすぐに起こすことができましたが、
まだまだ長時間の細かい作業は無理そうです、世間はクリスマス一色の三連休ですが、そんな事お構いなしに不眠不休で働いている部下たちには申し訳ない限りです。

以上のような事情で新原型情報は、しばらく先になりそうです。
各方面にご心配をお掛けしておりますが、首が回復するまで温かく見守ってくだされば幸いです。

※新原型ではありませんが「ゴジラ1954帝都を去る」の原型や商品製作中のスナップが何枚かでてきましたのでUPします。

2005年12月13日 (火)

初代ゴジラ原型

  syogoji09 初代ゴジラ続報です。

当初、このフィギュアは私の作ったゴジラに、弊社原型師の中村亘くんの作った勝鬨橋ベースをセットして
劇中の勝鬨橋を破壊するシーンを再現する予定でしたが、
弊社で唯一メカや建築物がまともに作れる中村くんが急なご身内の不幸で、今回の納期での原型製作が不可能となり、再度このゴジラを使った印象的なシーンを検討した結果、
東京湾でのF86セイバーとの戦闘シーンになりました。
勝鬨橋シーンを期待されていた関係各位の皆様、この場を借りてお詫び申し上げます。

ということでF86セイバーとの戦闘シーンを立体化することになったのですが、
戦闘シーンと申しましても劇中、ゴジラはネコパンチらしきものをしきりに繰り出していますが、真面目に戦う意思はないらしく、
セイバーのロケット弾は沢山発射されるのですが、50メートルの巨体を持つゴジラにかすりもしません。
(戦後すぐで有能なパイロットが不足していたせいでしょうか?)
本来なら最高の見せ場になりえたかもしれないシーンなのに不思議な展開です。
でももっと不思議なのはこんなにヤル気の無い戦いなのに、岸辺に集まった群集は「いいぞ!!いいぞ~!!」などといって声援を送っています。
なにがどういいのでしょうか?私なら「アホんだらぁ~!!もっとしっかり狙って撃たんかい!!この税金ドロボー!!」とか叫ぶと思いますが(^^;)

syogoji05 余談はさておき初ゴジ原型ですが、バランやショッキラスに比べれば資料も豊富なので、造型自体はとくに難しいものではなかったのですが、
いままでの弊社ゴジラ商品と違って背びれが立派な初代は、背びれのパーツを3列とも独立したもので作らないといけないので
大量生産時に簡単に組立てられるようなパーツ分割にするのに、思った以上に時間と手間をとられました。
写真は完成した原型で、現在国内にて大量生産中です。

初代ゴジラは著名な原型師の方々が素晴らしい作品を沢山残しておられますが、
今回はおそらく初ゴジ模型としては初めての試みとして、「下半身をぶった切り!!」というかむしろこれは欠点ですね…笑
いやいやそうじゃなくって「口を閉じている初代ゴジラ」を作ってみました。
あれ?初代ゴジラって口開けたままじゃなかったっけ?」と言われる方もいるかもしれませんが、よくみるとセイバーとの戦闘シーンでも、かなりパクパク開閉してます。
当時、口の開閉ギミックを2号スーツに付けたという話は聞かないので、たぶんスーツの揺れなどでパクパク開閉していたのだと思います。
ですが僅かに存在する口を閉じている初ゴジの顔は、知的で、たまらなくカッコイイのです!!
ゴジラでも恐竜でもそうですが、商品化されるときは、なぜかみんな口を開かせますが、
爬虫類などでも、一日のうち大半は口を閉じてますし、口を閉じている怪獣や恐竜ってすごく哲学的な顔で私は好きです。
口閉じ初ゴジいかがなもんでしょうか?

※このフィギュアは今週18日(日曜日)の広島のイベントのselection様のブースで協力店支援商品として第一回販売を行います。
この商品のご購入、イベントの場所などについて詳しくお知りになりたい方は
selection様 TEL082-244-1599までお問い合わせください。

2005年11月24日 (木)

初代ゴジラ

syogoji03初代ゴジラ(言っちゃった)続報です。
でもなぜいまさら初代なのか?
それはズバリ 「そんな仕事がきちゃったからです」………って言ったら身も蓋もないですけど事実そうです 苦笑

初代に関してはイノウエアーツの時代から酒井ゆうじさんに代表される近年まで、最高峰とか決定版とか言われる素晴らしい造型物が沢山あります。
私も既にそれらの造型物で十分満足しておりまして、弊社藤村がイベントトークで言っているように
「いまさらゴジラばっかり欲しいですか?」という心境です 笑

syogoji04しかも造型師同士の会話で「ゴジラとエイリアンはヘタに作ると命取り」とよく言われます。
これらは素晴らしい作品が世の中に溢れかえっているので、ヘタに作ると叩かれるどころか、造型師生命を奪いかねない危険をもはらんでいるので、そのサイズで最高峰を作る自信が無いのなら手をだすべきでは無いとも言われています。(^^;)

ですから今回の仕事も並大抵のプレッシャーではないので、
完全に開き直って気楽に作っています(^-^)

でも普通にメジャーキャラを無難に作るようなことはしないイワクラですので、
ひとひねりありますよ…期待半分、不安半分でお待ちください(^^)

syogoji02さて進行状況ですが、いつもでしたら25歳当時の中島春雄さんを造型してから粘土をかぶせていく手法をとりますが、
今回、鬼のように納期が短く、そのかわり資料は豊富にございますので、芯から作るのではなく頭部から順番にいきなり仕上げていきます。
でもこれは今回のように短納期かつ資料が豊富な場合にのみ使う荒業ですので、
新人造型師さんとかが突然この手法で作ると全体のバランスが無茶苦茶になります。
部下の造型師には禁止している方法ですので、もしこのブログを見られて造型している方がいらっしゃったら、この手法は参考にされないほうが無難だと思います。

材料はいつものようにスカルピー、芯は爪楊枝、造型に使う道具もほとんど爪楊枝。
食玩サイズのフィギュアですとスカルピー1個(3000円ちょい)とホームセンターなどで980円で買えるオーブントースターで半年は造型が楽しめますので、本当に材料費のかからない仕事ですね 笑
趣味としてやるにもフィギュア製作はリーズナブルですので皆さんもいかがですか?