新世紀合金 メーサー殺獣光線車
70式メーサー殺獣光線車
こちらのブログでメカを紹介するのは初めてですが、
もっとも違和感の無いメカではないでしょうか?
青島文化教材社の中の、私の所属するミラクルハウスチームの新製品
1/48スケールの「66式メーサー殺獣光線車」と「70式メーサー殺獣光線車」です。
ここをご覧になっている方にはもはや説明不要かとも思いますが、
「サンダ対ガイラ」に登場するのが66式
「ゴジラ対ガイガン」に登場するのが70式です。←1972年公開なのになんで70式なんだよってツッコミは無しで(^^;)
このメーサー車、私は入社してすぐ開発チームに加わったのですが、
外見そのものよりも砲塔側面を流れように動く光のスピードや
光の色の再現にチーム一同苦労しました。
やっぱメーサーのパラボナのあの光と色は白熱電球じゃないとダメっしょ!!と私も思ったのですが、
たかだか単三電池二本で、劇中のあの強烈な明るさは再現できないんですよね(^^;)
あれを再現しようと頑張って、過熱したパラボナからメーサーではなく火でも噴いたらエライことになっちゃいます。
「私はメーサー車で家を焼きました」なんて人がでてきたら大変です。
ということで、寿命が長く交換がほとんど不要な(一説には10万時間とも言われる)LEDを使用しているのですが、なんというかLEDの光って目に刺さるというか品が無いんですよね。
それでチーム内で検討した結果、砲塔側面の透明パイプの裏側に曇りガラスのような処理をほどこして、あの流れるようなボヤ~っとした光を再現しました。
だけど皆でもっとも悩んだのはパラボナ部分。
パラボナ全体が真っ白に光る劇中のあの光は強力なLED1つでは再現は不可能なんです。
結局、パラボナ部分の塗装を、マットな銀色塗装、光沢のある銀色、メッキなど、電気を消した会議室で、いろいろ試すことになりました。
そして完成したメーサー車、静岡ホビーショーでは丸一日つけっぱなしでも元気に光ってました。この消費電力の少なさはさすがはLED!!(^^)
7月発売ですので、ここは劇中同様に2台づつどぉっすか?
66式だけなんて言わないで量産軽量型(と言われている)70式もお願いします。
66式はともかく、70式を今後商品化するメーカーは無いっすよ(たぶん)
劇中ではキングギドラに完膚なきまでに破壊されちゃいましたが、
ガイガンに対しては、案外健闘してるんですよね←フォローになってない?(^^;)
このメーサー車は、7月発売ですが、アオシマの通販ショップでの予約は既に締め切られておりますので、全国の玩具・模型ショップの各種ネット予約などをご利用いただくか、発売後、全国の小売店などでお求めください。
商品ご購入に関するご質問は(株)青島文化教材社 ℡:054-263-2400 にどうぞ!!
TM&(C)1966 TOHO CO.,LTD.
TM&(C)1972 TOHO CO.,LTD.
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