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2010年11月

2010年11月14日 (日)

「かいじゅうたちのいるところ」マックス少年フィギュア

Max_2 Maxback

これもだいぶ前の話になってしまいますが、一応私が担当した原型なので紹介しておきます。
メディコム・トイさんから発売された「かいじゅうたちのいるところ」の主人公マックス少年のフィギュアです。
奥田さんのアトリエG-1のブログをご覧になられていた方ならご存知でしょうけど、
このシリーズは6体のかいじゅうと、1人の少年を4人の原型師が分担して造形しました。
私は小さいものが得意という事で主人公のマックス少年を担当しました。

映画は予告編は素晴らしかったのに、本編は私個人的な感想では「?」な仕上がりでしたが、
このシリーズのフィギュアの完成度は怪獣フィギュア界の重鎮、奥田さんをはじめ、たしかな造形力で定評のあるT’s Factoの山脇さんも参加しているだけあって、
資料が恐ろしく少なかった割には、どれも劇中の着ぐるみを見事に再現しており、今回の映画公開と同時に発売されたグッズの中ではマストアイテムではないでしょうか?

私も人間を作るのは久しぶりだったので、芸大時代の彫塑実習のようで懐かしかったです。
服のシワやたるみの表現なども、着ぐるみよりか、中の人間の身体のラインがでるので楽しみながら造形できました。
ただ正直…完成した商品については…フィギュアとしては大変良い出来なのですが、私的にはちょっと残念な出来ではあります。
各方面にご迷惑をおかけするといけないので、今回は原型の画像公開はしませんが、
原型は本来、劇中の「ちょっとこの子はヤバいんじゃないだろうか?」と思わせる暴れん坊のマックス少年の無邪気な笑顔だったのですが、
版元さんの監修やらなんやらで、商品版は「とても育ちのよさそうな美少年」の顔になってしまいました。

Maxup

版元さんがいてクライアントがいる以上、これも仕方がない事ですが、ちょっと自分的には複雑な心境の商品です。
もちろん美少年マックスが欲しいという方にはお薦めです。(^^)

結婚しました。

1404312088_441

そして私事ではございますが、東京で知り合った女性と今年2月に結婚し、
千葉に家を買い、妻と新生活をはじめました…といってももう今から10ヶ月も前の話ですけど(^^;)

現在は東京で、少ないながらも毎月ちゃんとお給料が振り込まれる会社(苦笑)に勤めておりますが、決して裕福なわけではないので、お金のかかる結婚式などはせずにマイホーム購入を優先しました。

いつか新婚旅行くらいはしたいですけどね…

結婚式をしなかった関係で、結婚のお知らせハガキなども基本誰にも出しておりませんので、今このブログで突然結婚をお知りになったご友人の方々、気を悪くしないでくださいね(^^)

妻もちょっと分野は違いますが元玩具業界の人ですし、モノ作りが好きな人なので、
また作品を作る時には、サフ吹き、パテ埋めなんかを手伝ってもらうなどと企んでおります(笑)
しかし、まずは生活空間を整えるのが先決というで、最近週末は夫婦揃って家のペンキ塗りなどの日曜大工に力を入れすぎてしまい、
フィギュア作りに時間が割けるのはいつのことやら…
先日やっと作業机を購入し、着々と準備はしているので、またその日が来ましたらよろしくお願いします。

完成品製作過程その5(本体~完成編)

後で書きますが私生活でいろいろ変化がありまして、ブログ一旦中断していました。
もちろんご依頼いただいた作品は一年以上前に全て発送済みです…念のため(笑)
さて前回、途中まで製作過程をご紹介しましたが今回は本体です。

塗装前にパーツの隙間埋めです。
普通ならエポキシパテなどを使い埋めるところですが、
やはり原型を作った人間が、原型を作った素材を使い、原型を作った道具で作業するのが一番ですので、
スカルピーを使って、失われたモールドを復元しながら隙間を埋め、
そのままオーブンで焼成させるという手法をとりました。
レジンは熱に対しては結構耐性があるので、温度管理さえ間違えなければ焼いてしまっても大丈夫です。

その後、サーフェーサーを吹き、ジャーマングレイで下地塗装、
グレー系の色を数種類使ってドライブラシでハイライトを描き、
最後はエナメル系のつや消しブラックをシャバシャバに薄めたもので2回ウォッシングを行いました。
以前の日記でも書きましたが、ゴジラ1974は体表が黒っぽいので、ウォッシングを念入りに行い黒っぽくするのがポイントです。

そして白目のゴジラ完成
愛らしいクリクリ目玉のゴジラ1974もこの状態では怖いですね~。

Shirome

黒目を入れました。1ミリの誤差も許されない一番緊張する作業です。

Kurome

ベースに乗せてハイ完成。

Kansei1

Kansei2

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