キンゴジを接写レンズで撮影してみました。
接写のできるデジカメが壊れてしまったので、
もっぱらiPhoneでフィギュアの撮影をしているのですが、
30cmくらいのフィギュアを撮影するには問題無いのですが、
自分の作品は小さいものが多いのでやはり接写が厳しいです。
そこでマグネットの力でiPhoneに装着できる接写用レンズを購入してみました。
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このレンズ凄いですっていうかここまでの性能は求めてませんてば(笑)
iPhoneのデジタルズームと組み合わせれば、フィギュアどころか
シーツについているダニの脚の数まで数えるられるくらいミクロな世界が撮影できます。←本当の話です。
そんな接写レンズですが、かなり近付かないとピントが合わず、
結果、フィギュア全体を撮影する事ができません。
でも、せっかくなので今作っているゴジラの体表モールドをマクロ撮影してみました。
※この写真はすべてiPhone本体のズーム機能は使っておりません。
ズームにすると、本当に髪の毛一本、ゴマ粒一個が撮影できてしまいます。
さて皆さんご存知のように(普通の人は知らないって?)昭和ゴジラの着ぐるみのウロコは
フォームラバーを手で千切って貼付けていくという手法で作られていますので凸モールドです。
なので爪楊枝の先でつついたり、ヘラで引っ掻くという凹モールドでは、きちんと再現できないのです。
また部位によってウロコの密度の薄く、下地の布が見えてる部分があり、(キンゴジでいうと下腹の部分など)
こういう部分は上記の方法では再現はかなり難しいといえます。
でも、そういう部分も、数年前にふと思いついた「ある方法」で完全再現してありますので
接写用マクロレンズの無駄に凄い性能と共にご覧下さい(笑)
iPhoneでここまで寄って撮れるのはすごいです。
下に見えるのが自分の親指の爪です。
だいたい大きさがお分かりになると思います。
キンゴジのお腹はこのように部分的にウロコの密度が薄い(撮影中に擦れてとれた?)
もちろんそういう部分も再現しています。
これは足ですね。
ウロコの幅は1~2mmくらいですが、ウロコひとつひとつにもゴツゴツとしたモールドを入れています。