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2012年11月

2012年11月26日 (月)

シリコンゴムによる型取り

本申請に許諾されましたのでいよいよ量産です。
専用のブロックで枠組みを組み、(別にLEGOとかでも全然問題ないのですが、うちにはLEGOが無いので…)
「ほいくねんど」に片側を埋め込みます。

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この時、ブロックは真っすぐ積み上げるのではなく、
レンガ積みのようにジグザグに積んでいきましょう。
強度が全然違いますので。
あと真空脱泡器といえども万能ではありませんので、
手流しの型と同じ様に泡が溜まりにくいようにパーツの向きや角度を考えて埋め込みます。
ちょっと無駄が多いように見えますが、真空脱泡器にかけると流し込んだレジンの3倍くらいの高さまで泡がボコボコ上がってきますので、十分な広さの湯口(湯だまり)をつけます。

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硬化剤を入れてよく撹拌したシリコンゴムを流します。
シリコンゴムは粘度が高いので硬化液を入れてかき混ぜる際かなりの空気を巻き込みます。
ゴムに泡が混入していると型の耐久性が著しく落ちますので、
流し込む前は勿論ですが、ゴムを流し込んだ後も真空脱泡器にかけて徹底的に泡を抜くのですが、
シリコンゴムは真空脱泡器にかけると、それはもう恐ろしいくらいの泡が吹き上がってきます。
(五倍くらいの高さまで泡が吹き上がります。)
小さな軽量カップなどでは溢れかえってしまうので、
自分はダイソーで100円で買ったゴミ箱を使っています。

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高さ30センチの真空脱泡器のデシケーターにちょうど入るサイズだし、
シリコンが硬化した後もペロっと剥がせるので全然問題無しです。

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流し込みと脱泡完了!!

その後、通常12時間くらいで固まりますが、冬場は24時間たっても完全硬化しない事もあるので、
「こたつ」などで温めて硬化時間を短縮しています。
ゴムが硬化したら、ブロックを取り外していきます。

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粘土を取り外し、ひっくり返してゴム同士の癒着を防ぐためのワックスを塗ります。(原型には塗らないように注意)
離型剤は色々ありますが、自分は安価なリンレイのブルーワックスを使っています。
ブルーワックスという商品名なのに、なんで色がイエローやねんというツッコミは無しで(笑)

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シリコンはケイ素を含むガラスなどを除き、ほとんどの物質に引っ付く事はありませんが、
同じケイ素を含むシリコンゴム同士は強烈に引っ付くので、
ここでワックスを塗るのを忘れると二度と外れなくなり
「原型の入った高価なゴムのブロック」が出来上がってしまいます(笑)
ワックスを塗り終えたら再びブロックの枠を積み上げていきます。

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枠が組めたら同じ様にシリコンゴムを流して脱泡をかけます。

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※右上の猫の足でもお分かりのように写真を撮り忘れたので同じ写真の使い回しです(笑)

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2012年11月20日 (火)

キンゴジといえばカマボコ兵舎

北方軍事基地(NATO基地?)ベースと管制塔ビルで、
けっこうなシリコンとレジンが必要なので、
予算的に付けようかどうしようか迷ったんですけど、
やっぱキンゴジにはこれが必要でしょう?

キングコング?

パシン坊や?

熱海城?

ファロ島の変なトカゲ?

いやいや「カマボコ兵舎」ですよ。

Img_5590

Noゴジラ、Noライフ
No小野寺、Noガメラ対バルゴン
Noカマボコ兵舎、Noキンゴジですよ(嘘です 笑)

でもごめんなさい。
いまカマボコ兵舎につける14個の窓枠をせっせと作ってるんですが、
小指の爪のさらに1/6の米粒サイズの窓枠の中に、
1mmサイズの小さな窓を4つを作るのは、
メカ原型師ではない自分には無理っぽいです 苦笑

腕に自信のある方は改造して窓を再現してやってください。

2012年11月12日 (月)

真空脱泡器格安販売のご案内

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以前、真空脱泡器に関する記事を書いてから、「真空脱泡器」とか「真空脱泡機」というキーワードで検索してこのブログに訪れる方が多いので正直驚いています。
たしかにガレージキットを嗜む方なら、今時ほとんどの方がご存じでしょうけど、いざ購入したり、使用したりとなるとまだまだ一般的と言うには程遠いシロモノですよね。

一般的な20~30㎝クラスのガレキが抜けるサイズの真空脱泡器は新品で買うと50~60万円はします。
でも今回自分が購入したものは、趣味で真空脱泡器を製作販売されている個人の方から、
リビルド品の真空ポンプを使ったものを譲っていただき、ズバリ10万円でした。

ガレージキットの量産は「抜き屋」と呼ばれる専門の業者にキットの量産を任せるのが一番安全で確実な方法ですし、
抜き屋さんの熟練された成型品のクオリティーは、いくら個人で真空脱泡器を買ったところで決してマネできるものではありません。

でも実際にWFなどに参加されているディーラーの方ならご存知でしょうけど、
20~30個しか売れないキットの量産を何十万円も払って抜き屋さんに依頼していては、トントンどころか大赤字です(苦笑)

はっきり言って自分で抜くのは時間もかかるしリスクもあります、仕上がりだってプロの抜き屋さんには敵いませんが、
よっぽど売れるキャラクターと、世間をうならせる技量が揃わない限り、
抜き屋さんに抜いてもらったガレキで利益を出すというのはかなり難しい事です。

お祭り気分でイベントに参加してるので利益なんていりませんという方なら絶対に抜き屋さんをお勧めしますが、
ガレキで食っていきたい、もしくは本業の少ない給料をガレキ販売で補って家族に少しでも楽をさせてあげたい←(自分はコレ(笑))という方には、
真空脱泡器は、まさしく必須アイテムと言えましょう。

という事で、真空脱泡器を探してこのブログに辿り着いた方に、
自分と同じように少しでも安く真空脱泡器を手に入れていただきたいと思い、
以前自分に真空脱泡器を売ってくださった大川さんから連絡先掲載の許可もいただきました。
真空脱泡器を本気で格安で手に入れたい方は下記に連絡をとってください。

リビルド品の真空ポンプを使った格安真空脱泡器のご購入のご相談↓

大川まこと様

こちらに連絡を取っていただいて、作る作品のサイズなどをお伝えいただければ
それに応じてポンプやデシケーターのサイズ、その他オプションなどを提案してもらえますので、
納得いった時点でオーダーメイドで真空脱泡器を作って貰えます。
なお上記のアドレスからご注文いただくと送料サービスしてもらえるそうです。
真空ポンプは数十キロの重量がありますので送料は本当にバカになりませんよ(笑)

注意事項
真空ポンプはあくまでリビルド(中古品)になりますので、
仕様によって価格も変動しますし、ポンプの種類や引き渡しできる期間も変わってきますので、そこは各自ご相談ください。

また専門業者ではなく、あくまで個人の方なので、
ネットオークションと同じく個人売買になりますので最低限の礼節は守ってください。
自分はこの方から安く真空脱泡器をお譲りいただき、かつアフターサービスも親切丁寧な方だったので、
恩返しだと思って宣伝させていただきますが、
バックマージンなどをいただいているわけではございませんので、
取引に関する一切のトラブルに関与いたしません。
よって取引に関するすべての事は、取引される方自身でご判断ください。

ダイキ工業 ゼペットMk.III

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価格:315,000円(税込、送料別)

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2012年11月10日 (土)

分割作業とレジン収縮について

キンゴジは現在、細部の質感の仕上げをしながら分割作業中です。
昔のガレージキットのように出来上がった原型をノコギリでバッサリなんていう無粋なことはしません。

ノコギリを使うと幅1mmくらいが大鋸屑(おがくず)となって消え去ってしまいますが、
ミニスケールの模型にとって1mm幅消えるという事はプロポーションがそのものが変わってしまうので、
アートナイフを使って慎重に分割します。

その後、組み立てや仮組を容易にするためのダボとダボ穴を作っていきます。
これをつける事で接着剤なしで、仮組みできる作りにしています。

ダボがあると接着時に取り付け角度を間違える事も無く、
さらにエポキシ系接着剤など硬化時間がかかる接着剤でもパーツがズレたり落ちたりする心配がありません。

プラモデルを作った経験がおありの方なら、ニッパーとカッター、接着剤さえあれば
10分くらいで組み上げる事ができるでしょう。

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↑このように接着剤を使わずに仮組み出来ちゃいます。

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ただここで問題なのがレジンの収縮率。
レジンは硬化する事によって、ほんの僅かに収縮するのですが大きいパーツほど収縮率が高く、
小さいパーツはほとんど収縮しません。
なので原型ではぴったりはまっていたダボが、
キットになるとキツつてはまらないという事もありえます。

今回のゴジラも胴体部分のパーツなどはそれなりの大きさなので
過去の作品と同じように、背びれの土台部分がごっそり外れる事で、半中空状態にして収縮を最小限に抑える工夫はしています。

Img_5505

↑背びれの土台が外れる事で収縮を抑える効果もあるのです。

でもダボとダボ穴は0.5mm縮んだだけでもはまらなくなってしまうので、
もうそこは神頼みですね。
過去の作品でも同じシリコン型、同じレジンを使ってもはまるキット、はまらないキットがありましたので、
最悪ハズレに当たってしまった場合は、
これもガレージキットの楽しみと割り切ってダボ穴をモーターツールなどで広げるか、
ダボそのものを切り落として接着してください。

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