シリコンゴムによる型取り
本申請に許諾されましたのでいよいよ量産です。
専用のブロックで枠組みを組み、(別にLEGOとかでも全然問題ないのですが、うちにはLEGOが無いので…)
「ほいくねんど」に片側を埋め込みます。
この時、ブロックは真っすぐ積み上げるのではなく、
レンガ積みのようにジグザグに積んでいきましょう。
強度が全然違いますので。
あと真空脱泡器といえども万能ではありませんので、
手流しの型と同じ様に泡が溜まりにくいようにパーツの向きや角度を考えて埋め込みます。
ちょっと無駄が多いように見えますが、真空脱泡器にかけると流し込んだレジンの3倍くらいの高さまで泡がボコボコ上がってきますので、十分な広さの湯口(湯だまり)をつけます。
硬化剤を入れてよく撹拌したシリコンゴムを流します。
シリコンゴムは粘度が高いので硬化液を入れてかき混ぜる際かなりの空気を巻き込みます。
ゴムに泡が混入していると型の耐久性が著しく落ちますので、
流し込む前は勿論ですが、ゴムを流し込んだ後も真空脱泡器にかけて徹底的に泡を抜くのですが、
シリコンゴムは真空脱泡器にかけると、それはもう恐ろしいくらいの泡が吹き上がってきます。
(五倍くらいの高さまで泡が吹き上がります。)
小さな軽量カップなどでは溢れかえってしまうので、
自分はダイソーで100円で買ったゴミ箱を使っています。
高さ30センチの真空脱泡器のデシケーターにちょうど入るサイズだし、
シリコンが硬化した後もペロっと剥がせるので全然問題無しです。
流し込みと脱泡完了!!
その後、通常12時間くらいで固まりますが、冬場は24時間たっても完全硬化しない事もあるので、
「こたつ」などで温めて硬化時間を短縮しています。
ゴムが硬化したら、ブロックを取り外していきます。
粘土を取り外し、ひっくり返してゴム同士の癒着を防ぐためのワックスを塗ります。(原型には塗らないように注意)
離型剤は色々ありますが、自分は安価なリンレイのブルーワックスを使っています。
ブルーワックスという商品名なのに、なんで色がイエローやねんというツッコミは無しで(笑)
シリコンはケイ素を含むガラスなどを除き、ほとんどの物質に引っ付く事はありませんが、
同じケイ素を含むシリコンゴム同士は強烈に引っ付くので、
ここでワックスを塗るのを忘れると二度と外れなくなり
「原型の入った高価なゴムのブロック」が出来上がってしまいます(笑)
ワックスを塗り終えたら再びブロックの枠を積み上げていきます。
枠が組めたら同じ様にシリコンゴムを流して脱泡をかけます。
※右上の猫の足でもお分かりのように写真を撮り忘れたので同じ写真の使い回しです(笑)
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