ベースの組立塗装
では地味にしんどいベース部分も作成します。
管制塔のパーツを仮組み、ペーパーがけを繰り返し、エポキシ系接着剤で接着したらサフ吹きします。
今回は下地色をグレーにしたいので、ミッチャクロンは使わずに、正攻法でグレーのサーフェーサーを吹きました。
(すいません、途中写真撮り忘れました。)
影になる部分には暗いグレー、日の当たる部分には明るいグレーで濃淡をつけ、
さらにつや消し剤を混ぜたクリアイエローで劇中の黄色く退色したような管制塔の色を再現します。
(映画を観ると、なぜか管制塔が異様に黄色く塗装されてるんですよね)
ベース部分は…滑走路部分はグレー系、土の部分はブラウン系で
明度を徐々に上げながらドライブラシを繰り返して適当に仕上げてください。
(すいません、細かい工程を忘れました 苦笑)
カマボコ兵舎の色は劇中深緑系にも、茶色系にも見えるので、オリーブドラブで塗装し、
茶系でウォッシングしました。
さて、この黄色い管制塔はこの状態では浮きまくってますけど、
ウォッシングを施すと…
ほらこの通り!!
落ち着いた風合いになりましたね。
この小さな窓はラッカー系では塗装困難ですので、
乾燥時間が長く、塗料の伸びの良いエナメル系塗料で塗ります。
ただし、窓を塗るのは必ずウォッシングの後にしてください。
エナメル系で窓を塗った後に、エナメル系でウォッシングすると
せっかく塗った窓がドロドロ溶けだしてえらい事になります。
ゴジラと管制塔を所定の場所に配置し、
タイトルシールをベースに貼れば完成です!!
しかし毎回書いてますが、凝ったベースはほんとこれで最後にしたいですね〜
手間はフィギュア本体と同じか、それ以上かかりますが、
かといって工賃は二倍って言うのも良心が咎めるし…
だけど完成度ではマスプロ品には負けませんが、
数百円でほどほどにデキの良いガシャポンや食玩のフィギュアが手に入る時代ですから、
このミニサイズのフィギュアを売って行くためには、
凝ったベースってのは、絶対に必要な付加価値なんでしょうけどね。