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カテゴリー「1 イワクラでの仕事」の30件の記事

2014年4月18日 (金)

「ミニラ」参上!!

 

まだまだ続きます。過去の作品を振り返るコーナー

今回は2005年に発売されたゴジラ特撮大百科 Ver.3 ゴジラの息子篇の「ミニラ」です。

いつも通りスカルピーによる造型ですが、ミニラはウロコなどもほとんど無いので、

あっという間に出来てしまった記憶があります。

でも食玩サイズだからよかったものの、これを30センチで作ろうものなら(誰も作んねーよ(笑))

それはそれは間延びした体表をどうまとめるかが原型師のセンスの見せ所でしょうね。
でもウレタン着ぐるみ特有のシワを付ける作業はなかなか楽しかったです。

こちらは原型をレジンに置き換えて塗装したもの↓
上から見下ろすと人間ぽい顔ですね。

01_3

こっちは商品版↓

下から見上げるとカエルっぽい顔になるのがミニラの特徴です。

Dsc00008_4

怪獣マニアには悪評高いデザインのミニラですが、自分は昔から大好きです。

こういう顔の子、クラスに必ず一人はいますもんね(笑)

そして自分に子供が出来ると、さらにコイツが可愛く見えてきます。

劇中「イヤイヤ~」をするシーンなんか息子そっくりで、

ミニラが息子に見えるというか、息子がミニラに見えてきます(笑)

それはさておきこのゴジラ特撮大百科 Ver.3 ゴジラの息子篇、

タイトルにゴジラと入っているのにゴジラのフィギュアが入っていないという

前代未聞のチャレンジャーな商品だったのに、シリーズで一番売れたんですよね。

ほんとあの頃の食玩バブルは凄かったです。


Minira_2

2006年8月 8日 (火)

ゴジラ1954帝都を去るver.2

永らくお待たせしました。

Sg20041_1 ゴジラオーナメント特撮大百科DELUXEキャンペーン商品
 ゴジラオーナメント特撮大百科COMPLETE
 イワクラ協力店Selection限定
 「ゴジラ1954帝都を去るver.2」です。←タイトル長いって(笑)

今回こちらで紹介するのはこの画像一枚ですが、後日イワクラの公式サイトの造型室ブログのほうで、きちんと紹介させていただきたいと思います。
まずは予告という事で…

TM&(C)1954 TOHO CO.,LTD.

2006年4月30日 (日)

フランケン 幻のベース仕様

お久しぶりです(^^)
多忙の為というのが一番の原因ですが、このブログも有名になりすぎたので、
様々な事情で、ざっくばらんに新製品情報などを書き込むのが難しくなっております。
かといってそんな事を言っているとな~んにも書き込めなくなるので、
新情報は公式サイトのほうに任せておいて、のんびり過去の原型紹介でもしてみようと思います。

Furanken02今回紹介する原型は「ゴジラ特撮大百科DX」の「フランケンシュタイン」です。
材質はいつものようにアルミ線の芯に、スカルピーによる造型です。

これは私が久しぶりに手がけた人型造型物で(ユー●ンの妖怪以来かも)
中国でも納得の監修をしてきたのに、日本に届いた製品は「…!!」だったものの一つですね(苦笑)
原型は写真でもわかるように、人体の筋肉や骨格を忠実に再現してたんですが、
製品版ではパーティングラインが…(--;)

Furanken03原型の出来が100%だとすると、製品版は必ずそれよりか悪くなります。
それが90~80%なら大成功ですが、70%になっちゃうものもあります。
それは選ぶ工場によって左右される場合もありますが、今回のように腕のいい工場に依頼しても、
キャラクターごとに製造の担当チームが異なるので、腕の悪いチームに当たってしまったりすると、稀にそういう悲劇も起こってしまいます。
それを防ぐために中国に飛び、監修を行うのですが、納得のいくサンプルを見て、安心して帰国すると…
一ヶ月後に届いた商品を観てギョッ!!

これを防ぐには現地に365日滞在し「中国の人」になるか、国内生産で目の届くところで全ての作業をさせるしか解決策は無さそうです(^^;)

それはさておき、この写真を観てください

Dsc01232うわっ!!なんか顔みたいなのが

Furanken05生首???

本来フランケンのベースには、表情違いの頭部が収納できるようになっていたのです。
フィギュアの仕様ってのは作っている最中でもいろんな事情でコロコロ変わります。
これは当初、二種類の首を付け替えする際、
もう一つの首を無くさないようにと考えた案だったのですが、
結局、二種類別々に出すとのことだったので、この案は没になりました。

もしお客様の手元にこのフランケンがございましたら、意味ありげなベースの岩山を見て、
そんなアイデアもあったのだと、一瞬思い出していただければ幸いです。

TM&(C)1965 TOHO CO.,LTD.

東宝映画「フランケンシュタイン対地底怪獣」より

※画像の無断転載・複製・改変を禁じます

2006年2月19日 (日)

公害怪獣ヘドラ駿河湾に出現!

DSC00002  2月19日(日)のワンフェスで、弊社協力店のホワイトバッジブースにて販売される協力店支援商品『公害怪獣ヘドラ駿河湾に出現!』のご紹介です。

ヘドラ頭部および海ベースは私、井野宏紀が造型しました。タンカーは弊社唯一のメカ原型師 中村亘君です。

DSC00001この商品に関する詳しい情報はイワクラ公式サイト内の造型室ブログにUPしております。

※写真は量産された商品版を撮影したものです。

TM&(C)1971 TOHO CO.,LTD.
※画像の無断転載・複製・改変を禁じます

2005年12月23日 (金)

頚椎靭帯損傷

syogoji10  人間というのはいつ何時、不幸に襲われるかわかりませんね(^^;)

もともと鼻炎気味の私ですが、「ゴジラ1954帝都を去る」の塗装見本を製作中、ちょっと時間が押してたので、いつもの防塵マスクを装着せずにエアブラシ塗装をはじめたのです。
さすがにラッカーの拭きつけをマスク無しでやると鼻がムズムズします。

う~っ我慢ならん…ハクショ~ン(くしゃみ)×5回!!

その瞬間、首の後ろになにやら熱い痛みが走りました。

syoogjiryousan1その痛みは時間がたつにつれてどんどん酷くなり、1時間後には首が右に捻じ曲がったまま動きません。
首をまっすぐに起こそうとすると激痛が!!
上下や左右に首を動かすこともできません。
歩こうと重心移動させるだけでも、コーヒーコップを持とうとするだけでも首に激痛が走ります。
お辞儀もできないので足元に落とした筆やヘラを拾うことができません。
痛みのせいで動きがぎこちなくなり、まるでロボコップのようです。

syogoji2さすがにこれはただ事では無いと思い病院へ…
レントゲンなどの検査の結果、幸い骨には異常なかったものの、医者からとんでもない発言が
頚椎の靭帯を痛めていると思われますので、肩の凝るような細かい仕事をしたり、車を運転しなければ数週間でよくなります。

イワクラは車でないと通勤できないような山の上、しかもフィギュア原型師から細かい仕事を取り上げたら何が残るんじゃい!!

ということで医者のいう事には耳をかさず首にコルセット巻いて、雪のつもった山道をドライブしながら、イワクラ造型室で仕事することにしました。
医者でもらった薬のおかげで痛みはかなりマシになりましたし、首もまっすぐに起こすことができましたが、
まだまだ長時間の細かい作業は無理そうです、世間はクリスマス一色の三連休ですが、そんな事お構いなしに不眠不休で働いている部下たちには申し訳ない限りです。

以上のような事情で新原型情報は、しばらく先になりそうです。
各方面にご心配をお掛けしておりますが、首が回復するまで温かく見守ってくだされば幸いです。

※新原型ではありませんが「ゴジラ1954帝都を去る」の原型や商品製作中のスナップが何枚かでてきましたのでUPします。

2005年12月13日 (火)

初代ゴジラ原型

  syogoji09 初代ゴジラ続報です。

当初、このフィギュアは私の作ったゴジラに、弊社原型師の中村亘くんの作った勝鬨橋ベースをセットして
劇中の勝鬨橋を破壊するシーンを再現する予定でしたが、
弊社で唯一メカや建築物がまともに作れる中村くんが急なご身内の不幸で、今回の納期での原型製作が不可能となり、再度このゴジラを使った印象的なシーンを検討した結果、
東京湾でのF86セイバーとの戦闘シーンになりました。
勝鬨橋シーンを期待されていた関係各位の皆様、この場を借りてお詫び申し上げます。

ということでF86セイバーとの戦闘シーンを立体化することになったのですが、
戦闘シーンと申しましても劇中、ゴジラはネコパンチらしきものをしきりに繰り出していますが、真面目に戦う意思はないらしく、
セイバーのロケット弾は沢山発射されるのですが、50メートルの巨体を持つゴジラにかすりもしません。
(戦後すぐで有能なパイロットが不足していたせいでしょうか?)
本来なら最高の見せ場になりえたかもしれないシーンなのに不思議な展開です。
でももっと不思議なのはこんなにヤル気の無い戦いなのに、岸辺に集まった群集は「いいぞ!!いいぞ~!!」などといって声援を送っています。
なにがどういいのでしょうか?私なら「アホんだらぁ~!!もっとしっかり狙って撃たんかい!!この税金ドロボー!!」とか叫ぶと思いますが(^^;)

syogoji05 余談はさておき初ゴジ原型ですが、バランやショッキラスに比べれば資料も豊富なので、造型自体はとくに難しいものではなかったのですが、
いままでの弊社ゴジラ商品と違って背びれが立派な初代は、背びれのパーツを3列とも独立したもので作らないといけないので
大量生産時に簡単に組立てられるようなパーツ分割にするのに、思った以上に時間と手間をとられました。
写真は完成した原型で、現在国内にて大量生産中です。

初代ゴジラは著名な原型師の方々が素晴らしい作品を沢山残しておられますが、
今回はおそらく初ゴジ模型としては初めての試みとして、「下半身をぶった切り!!」というかむしろこれは欠点ですね…笑
いやいやそうじゃなくって「口を閉じている初代ゴジラ」を作ってみました。
あれ?初代ゴジラって口開けたままじゃなかったっけ?」と言われる方もいるかもしれませんが、よくみるとセイバーとの戦闘シーンでも、かなりパクパク開閉してます。
当時、口の開閉ギミックを2号スーツに付けたという話は聞かないので、たぶんスーツの揺れなどでパクパク開閉していたのだと思います。
ですが僅かに存在する口を閉じている初ゴジの顔は、知的で、たまらなくカッコイイのです!!
ゴジラでも恐竜でもそうですが、商品化されるときは、なぜかみんな口を開かせますが、
爬虫類などでも、一日のうち大半は口を閉じてますし、口を閉じている怪獣や恐竜ってすごく哲学的な顔で私は好きです。
口閉じ初ゴジいかがなもんでしょうか?

※このフィギュアは今週18日(日曜日)の広島のイベントのselection様のブースで協力店支援商品として第一回販売を行います。
この商品のご購入、イベントの場所などについて詳しくお知りになりたい方は
selection様 TEL082-244-1599までお問い合わせください。

2005年12月 1日 (木)

紋次郎ゴジラ(ゴジラ1973)見参!!

megarogoji 写真は「ゴジラオーナメント特撮大百科DELUXE2」の、私が作ったゴジラ1973原型です。
今までは雑誌などで真正面のみの発表でしたが、今回は角度違いで撮影してみました。
全高はいままでと同スケールで約75ミリの小さなものです。

megarogoji02私は第三次怪獣ブームの世代なので、世間ではあまり人気の無いこの時代のゴジラのほうが自分にとってスタンダードで愛着は沸いちゃったりします。

これは組立てや塗装の見本として使う原型ですが、中国で製作が進行している商品版サンプルも日本に届きましたので、近いうちにイワクラの公式サイトでも公開します。乞うご期待!!

TM&(C)1973 TOHO CO.,LTD.
※画像の無断転載・複製・改変を禁じます

2005年11月24日 (木)

初代ゴジラ

syogoji03初代ゴジラ(言っちゃった)続報です。
でもなぜいまさら初代なのか?
それはズバリ 「そんな仕事がきちゃったからです」………って言ったら身も蓋もないですけど事実そうです 苦笑

初代に関してはイノウエアーツの時代から酒井ゆうじさんに代表される近年まで、最高峰とか決定版とか言われる素晴らしい造型物が沢山あります。
私も既にそれらの造型物で十分満足しておりまして、弊社藤村がイベントトークで言っているように
「いまさらゴジラばっかり欲しいですか?」という心境です 笑

syogoji04しかも造型師同士の会話で「ゴジラとエイリアンはヘタに作ると命取り」とよく言われます。
これらは素晴らしい作品が世の中に溢れかえっているので、ヘタに作ると叩かれるどころか、造型師生命を奪いかねない危険をもはらんでいるので、そのサイズで最高峰を作る自信が無いのなら手をだすべきでは無いとも言われています。(^^;)

ですから今回の仕事も並大抵のプレッシャーではないので、
完全に開き直って気楽に作っています(^-^)

でも普通にメジャーキャラを無難に作るようなことはしないイワクラですので、
ひとひねりありますよ…期待半分、不安半分でお待ちください(^^)

syogoji02さて進行状況ですが、いつもでしたら25歳当時の中島春雄さんを造型してから粘土をかぶせていく手法をとりますが、
今回、鬼のように納期が短く、そのかわり資料は豊富にございますので、芯から作るのではなく頭部から順番にいきなり仕上げていきます。
でもこれは今回のように短納期かつ資料が豊富な場合にのみ使う荒業ですので、
新人造型師さんとかが突然この手法で作ると全体のバランスが無茶苦茶になります。
部下の造型師には禁止している方法ですので、もしこのブログを見られて造型している方がいらっしゃったら、この手法は参考にされないほうが無難だと思います。

材料はいつものようにスカルピー、芯は爪楊枝、造型に使う道具もほとんど爪楊枝。
食玩サイズのフィギュアですとスカルピー1個(3000円ちょい)とホームセンターなどで980円で買えるオーブントースターで半年は造型が楽しめますので、本当に材料費のかからない仕事ですね 笑
趣味としてやるにもフィギュア製作はリーズナブルですので皆さんもいかがですか?   

2005年11月22日 (火)

久々の王道!!

syogoji01 写真は現在、私が製作中の怪獣の頭部です(もうバレバレですが…笑)

マイナー路線を突き進むイワクラには珍しい王道キャラの立体化です。

今日は多忙のため、詳細は後日UPします。

乞うご期待!!

2005年10月27日 (木)

フナムシ怪獣ショッキラス

DSC00021今日は久しぶりに私の原型作品のご紹介です。
マイナー怪獣の王道!!フナムシ怪獣ショッキラスです。
脇役怪獣の中でも極端にマイナーな奴ですが、
「ドラえもん のび太の恐竜」と同時上映でみた「モスラ対ゴジラ」や、83年の「ゴジラ復活フェスティバル」で観たゴジラを除けば、84年版ゴジラが私が劇場のスクリーンで観る初めての新作ゴジラ映画であり、ショッキラスは、当時小学生だった私には、とても怖くて印象深いキャラでした。

よくゴジラというと恐怖の対象として描かれますが、私がはじめてゴジラを知ったころには、
もうゴジラは正義の味方でしたし、ミニラという可愛らしい(?)息子もいましたので、
この84年版ゴジラを観にいったときも、たとえ身長が80メートルになろうが、
ゴジラをこれっぽっちも怖いと感じる事はなく、映画の中ではこのショッキラスのほうが10倍怖かったです。

DSC00024でも今あらためてDVDを観るとかなりつらい特撮ですね。ビデオやDVDの普及はいい面もありますが、良くも悪くも幼年期の美化された思い出をぶち壊してくれます(苦笑)
ミイラが登場するシーンくらいまではよいのですが、肝心のショッキラスが登場したとたんに
田中健とショッキラスが、一生懸命戦うのですが、どういう風にショッキラスが強いのかとか、田中健はどこが痛くてギャーギャー言っているのだろうとか、
まるで伝わってこず…巨大なフナムシ人形と田中健が楽しそうに戯れているようにすら見えます(笑)
それどころか、せっかく人間の水分と血液を吸い取っているのに、そんなに粘液をドロドロまき散らかしながら這い回っては、あっという間に脱水症状になってしまうのでは…?とショッキラスの体調の心配までしてしまいます(笑)

まあそんなショッキラスですが、この子をフルスクラッチするのは実は2回目で、
私が生まれてはじめて紙粘土で造型した記念すべき作品がショッキラスです。
一回目は小学4年生のときで、その時は50センチサイズでした。
今回あれから20年以上もの時を経ての再チャレンジです。

DSC00025材質はいつものようにスカルピープリモ、造型やってる人ならご存知でしょうがプリモは松坂牛並みに高いので
粘土代をケチろうと芯に普通のスカルピーを使用したのですが、造型中になんどもポキポキ折れてきて大変でした。
特に造型で気を使ったのは背面ディティールです。
頭部がイボイボなので全身そんなモールドだと思われがちですが、背面は複雑なシワとイボと毛のコラボレーションです。
似たようなモールドはガッパビネットの時に経験したので、造型自体はあまり苦にはなりませんでした。
背中の毛は獣毛の歯ブラシの毛などを植毛して再現したいところですが、
あくまで大量生産を前提とした原型ですので体に密着させた状態で造型しました。
ベースは船内の床をイメージしていますが、この写真は塗装前なのでわかりづらいですね。
また塗装済完成品は後日UPします。